マキタの草刈機 40Vの新型「MUX02」を徹底レビュー|「MUX01」や18V機との違いも紹介!

「草刈機ってガソリン式は面倒だし、電動だとパワーが心配…」
そんな悩みを解決してくれるのが、マキタの草刈機で40Vの新型スプリットモーター「MUX02」です。
このモデルは、電動とは思えないほどのパワーとUハンドルによる高い操作性で、家庭用からプロの農家まで対応できるマキタの新型40Vの草刈り機です。
さらに、「MUX02」は、草刈りだけでなく、ブロワや畔の草刈としても活用できる「スプリットモータ式」を採用。

使い方次第で1台が何役にもなる拡張性も魅力です!
本記事では、マキタ製草刈機で40Vの新型「MUX02」の基本性能から使えるアタッチメントの紹介、従来型「MUX01」や18V機との違いまで、徹底的にレビューしていきます!
この記事を読めば、庭の手入れや家庭菜園の草刈りが「やらなきゃ」から「やりたい」に変わって、とっても楽しい作業になりますよ。
ぜひ最後までご覧ください!
草刈機は農協やホームセンターでも購入できますが、インターネットなら、ポイントが付くうえに、玄関先まで届けてくれるので、便利でお得ですよ!


マキタの草刈機 40Vの新型「MUX02」の基本スペック
画像引用:楽天市場
はじめに、マキタの草刈機 40Vの新型「MUX02」の基本スペックをご紹介します。
40Vmax高出力バッテリーでガソリン式に匹敵するパワー
マキタのMUX02は、40Vmaxシリーズに対応したプロ向けの草刈機モーターユニットです。
最大の特徴は、従来の18Vバッテリーでは実現できなかった「ガソリン式並みのパワー」を、コードレスで実現している点にあります。



30mLエンジン式の草刈機と同等の使用感です。
40Vmaxは、従来の18Vや36V(18V×2)シリーズを超えるトルクを持ち、太めの雑草や頑固な草も力強く刈れるのが特長です。
加えて、エンジン式と違って始動の手間がなく、スイッチを入れるだけですぐに使えるのも電動式の大きな利点。
夏場など頻繁な休憩を挟みながらの作業でも、再始動がとてもラクです。
さらに、燃料が不要で排気も出ないため、騒音や環境への配慮が必要な住宅街や学校、施設周辺でも安心して使えるのもポイント。
「コードレス=非力」というイメージは、MUX02の登場で完全に過去のものとなりました。
ガソリン機を使ってきた方も満足できる、力強さとスマートさを兼ね備えた新時代の草刈機です。
Uハンドル仕様で広範囲の草刈りに最適
画像引用:楽天市場
MUX02には、Uハンドル(両手ハンドル)が採用されており、広い面積の草刈り作業に非常に適しています。
両手でしっかりと構えられるため、作業時のブレを抑え、均一な刈り取りができるのが特長です。
また、左右に大きくスイングさせて作業するスタイルになるため、畑のあぜ道や空き地、太陽光発電施設の下草刈りなど、直線的に長距離を刈り取る作業に向いています。
ハンドルは、自由に角度調整が可能で、ご自身の体形に合ったベストな姿勢で作業ができるので、長時間の草刈りでも疲れにくく、安全性の面でも優れています。



コンパクトに折りたためるので、持ち運びにも便利ですよ!
まさに、プロ・セミプロ問わず多くのユーザーに支持されるマキタの新型40v草刈機です。
スプリットモータ式で多用途に対応
MUX02は「スプリットモータ式」の採用により、アタッチメントを取り付けるだけで、草刈り以外にも、ブロワや傾斜のある畔刈りなど多目的に使用可能です。
アタッチメントは工具なしで簡単に着脱可能なので、作業途中の交換もスムーズ。
1台で複数の仕事をこなせるため、収納スペースの節約やコストの抑制にもつながります。



夏は草刈、冬は落ち葉ブロワーとして活躍するマルチツールとして使えるのが魅力ですね!
別売りのアタッチメントには、金属刃・ナイロンカッター用のアームや、ブロワ、畔刈ヘッジトリマなどがあり、マキタ製品らしい拡張性の高さを感じさせます。
防塵・防滴設計で過酷な現場でも安心
MUX02は、マキタの40Vmaxシリーズに共通する「防塵・防滴性能(IPX4相当)」を備えており、雨天時や湿気の多い環境、砂ぼこりの舞う作業場でも安心して使える設計です。
特に草刈りは、朝露の残る早朝や、突然の雨に見舞われることも多いため、こうした耐候性は重要なポイントです。
モーター部分や電装部品はしっかりとカバーされており、土ぼこりが舞うような荒れた場所でも高い信頼性を維持します。



農家や造園業者など、毎日使う人ほど安心して使うことができますね!
ブラシレスモータ搭載で長寿命・低騒音
ブラシレスモータは、ブラシと呼ばれる摩耗部品が存在しないため、長寿命でメンテナンスフリー。
MUX02には、マキタ独自の高効率ブラシレスモータが搭載されており、耐久性とエネルギー効率の両立を実現しています。
さらに、無段変速が可能な「スピードコントロールレバー」の採用により、回転数を自由に調整できるので、草の密度に応じて無駄なくパワーを使うことが可能。



エンジン式と同様の使い勝手で、長時間作業でも効率よくこなせますよ!
マキタのスプリット草刈機の40Vと18Vの違いは?選び方と機能を徹底比較


マキタのスプリットモーター式の草刈機には、40Vと18V、36V(18V+18V)の仕様があります。
ここでは、40Vと18Vについて、それぞれの性能や使い勝手の違いについて解説します。
スペック・機能の違いを一覧で比較
マキタのスプリットモーターシリーズの40Vには「MUX02」「MUX01」、18Vには「MUX18」「MUX19」の計4つのモデルがあります。
それぞれの違いを簡単に表にしてまとめてみました。
モデル | 電圧 | ハンドル 形状 | 重さ (バッテ リ含む) | 主な 用途 |
---|---|---|---|---|
MUX 18DZ | 18V | ループ ハンドル | 約4.1kg | 軽作業・ 家庭用 向け |
MUX 19DZ | 18V | Uハンドル | 約4.5kg | 広めの庭 家庭菜園 用向け |
MUX 01GZ | 40V max | ループ ハンドル | 約5.4kg | 多用途対 応の軽量 モデル |
MUX 02GZ | 40V max | Uハンドル | 約5.9kg | 広範囲・ 本格草刈 り向け |
MUX02はハイエンドモデルにあたり、パワーはMUX01と同等ですが、Uハンドル仕様なので、より本格的な草刈り作業に適した構造になっています。
反対に、家庭での軽作業中心ならMUX18やMUX19でも十分な場合があります。
ハンドルタイプの違いによる操作性
ハンドルの形状は、実際の使用感に大きな影響を与えます。
- ループハンドル(MUX18/MUX01)は、軽くて小回りが効くため、狭い庭や障害物が多い場所の草刈りに向いています。
- Uハンドル(MUX19/MUX02)は、両手でしっかり保持でき、広い面を左右に振って作業できるため、農地・空き地・施設周辺など、面積の広い場所での効率性が高いです。
また、Uハンドルは重さを両腕でバランスよく支えられるので、長時間作業でも疲れにくい設計です。
モーター性能・出力の違い(18V vs 40V)
最も大きな違いは、電圧=パワーの差です。
- MUX18/MUX19(18V)は、日常的な庭の手入れや、柔らかい雑草向け。出力も控えめで、取り回し重視。
- MUX01/MUX02(40Vmax)は、トルクが段違いで、太い雑草や粘り気のある雑草も力強く刈れる仕様。
特に40Vmaxは、ガソリン式草刈機に匹敵する出力を持っており、「バッテリー式は非力」という常識を覆す性能を誇ります。



現場作業や農作業でパワーを求めるなら、MUX02一択といってもいいでしょう。
使えるアタッチメントの互換性
マキタの分割式草刈機MUXシリーズの魅力は、スプリットタイプならアタッチメントが共通で使える互換性にあります。
これにより、草刈り以外にも、生垣の剪定やブロワー作業、落ち葉の清掃、芝の縁切りなど、さまざまな作業を1台でこなせるのが大きなメリットです。
現在、MUX01やMUX18では16種類のアタッチメントに対応しており、豊富な選択肢から作業に合ったものを選ぶことができます。
一方、最新のMUX02やMUX19では、現在6種類のアタッチメントに対応。
まだラインナップは限定的ですが、スプリット方式を継承しており、今後の拡張に大いに期待されています。
新型ゆえにまだ使える種類は限られているものの、マキタは今後も継続してアタッチメントのラインナップを増やす可能性が高く、長く使えるツールとして拡張性も見込めるモデルです。
「1台で庭全体を整えたい」「道具を増やしたくない」そんな方には、互換性と拡張性のあるMUXシリーズは、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
どんな人にどのモデルが向いているか?
あらゆるシーンで活躍するスプリット式のマキタ40V草刈機ですが、どんな人に向いているのか、表にしてまとめました。
人のタイプ | おすすめ モデル | 理由 |
---|---|---|
農地・空き 地・太陽光 施設など 広範囲作業 の人 | MUX02GZ | パワー・ハン ドル形状とも に最適 |
狭い場所も 多いが、 ややパワー が欲しい人 | MUX01GZ | 取り回し良く パワーも40V で安心 |
広い庭・ 畑作業 をする人 | MUX19DZ | Uハンドルで 広い面積も ラク |
自宅の庭の 草をたまに 刈る人 | MUX18DZ | 軽量・価格も 手頃。必要 十分な性能 |
MUX02GZ
MUX02GZは、毎日たっぷり草刈りをする方や、広い畑を持っている方にぴったり。
力強くて静かなので、早朝の作業にも◎。
プロ仕様だけど、使いやすさもしっかり考えられた、頼れる1台です。
MUX01GZ
MUX01GZは、草刈りだけじゃなく、木の剪定や落ち葉掃除も1台でこなしたい方におすすめ。
たくさんのアタッチメントに対応していて、庭仕事がどんどん楽しくなるモデルです。
MUX19DZ
MUX19DZは、広めのお庭や畑を、しっかり草刈りしたい方におすすめ。
手軽な18Vバッテリーで使えつつ、Uハンドルで安定感も◎。
家庭用だけど、頼もしい使い心地の1台です。
MUX18DZ
MUX18DZは、とにかく軽くて扱いやすいモデルを探しているならこれ。
初めて草刈機を使う方や、ご年配の方にもぴったり。
庭のお手入れや家庭菜園の草刈りに、ちょうどいいパートナーです。
マキタの草刈機40V新型「MUX02」の口コミ・評価を検証


スプリット式のマキタ40V草刈機の新型「MUX02」は発売して間もないため、口コミはありませんでした。
そこで、参考としてマキタのスプリット草刈機40Vの旧型「MUX01」の口コミを紹介します。
マキタの40Vスプリット草刈機の悪い口コミ・評価
はじめに、悪い口コミ・評価からご紹介します。
- 値段が高い
- 重くて疲れる
- スピード調整がめんどくさい
値段が高い
- バッテリーと充電器もそろえると10万円近くなってしまう。
- 家庭用には少し高すぎる気がして迷いました。
マキタのスプリット型の草刈り機は、プロ仕様の性能を持つため、初期費用は高めに感じられます。
でも、1台で草刈り・剪定・掃除など多用途に使えるので、複数の機械をそろえるより結果的に安上がりになるという声も多くありました。



バッテリーも共用できるので、他の工具類もマキタシリーズで揃えるとお得ですね!
重くて疲れる
- アタッチメントとバッテリー込みだとそれなりの重さ。
- 平地はいいけど、斜面や高所だとけっこうしんどいです。
MUX01は、刈刃アタッチメントを付けると5.4kg、新型のMUX02は5.9kgで、特に力の弱い方や長時間作業では疲れを感じるという意見が一部にあります。
でも、モーターを後方にすることで、エンジン式と同等の重量バランスになり、操作性が向上しています。
さらにMUX02では、U字ハンドルの角度調整が可能で、体形に合わて楽な姿勢で作業ができるので、数字以上に軽く感じられるのではないでしょうか。
スピード調整がめんどくさい
- 3段階の切り替えだけど、作業中にいちいち変えるのが面倒。
- 細かい調整がしにくいです。
MUX01では、回転スピードを「低速」「中速」「高速」に替えることができますが、いちいちボタンを押すのがめんどくさいと感じる意見もあります。
でも、MUX02ではこの点を改善、無段変速の「スピードコントロールレバー」の採用で、自由にお好みの回転数を選んで作業ができます。
マキタの40Vスプリット草刈機の良い口コミ・評価
続いて、マキタの40Vスプリット草刈機の良い口コミ・評価をご紹介します。
- パワーが思ったよりも強い
- 音が静かになった
- アタッチメントが豊富
- メンテナンスが簡単でガソリンいらずなのが助かる
パワーが思ったよりも強い
- 電動なのにパワー不足を感じない。
- 畑や庭の草刈りには余裕。
- プロでなくても満足度高い。
40Vは見た目以上に力強く、とても好評です。
エンジン式に迫る回転力で家庭用としては十分すぎる性能で、多くのユーザーが「思った以上に使える」との口コミが多数。
特に、太くて粘り気のある雑草や、夏場に伸び切った雑草地でもスパッと切れる点は、多くの使用者にとって驚きだったようです。
音が静かになった
- これまで使っていたエンジン式に比べて、音が本当に静か。
- 早朝でも気兼ねなく作業できるようになってありがたい。
エンジン式草刈機の大きなデメリットだった爆音が解消されることで、住宅地や早朝の作業もストレスなく行えると好評です。
ご近所への配慮が必要な環境でも安心して使える点は、家庭用にもプロ現場にも大きなメリットですね。
アタッチメントが豊富
- アタッチメントが豊富でせん定や掃除にも使える
- ナイロンコード、ヘッジトリマー、ブロワーを使ってます。
- 1台で何役もこなせて、収納スペースも取らないのがうれしい。
MUX01は分割式マルチツールに対応しており、アタッチメント(別売)を交換するだけでブロワー(送風)、エッジャー(縁刈り)などの作業に対応します。



MUX01は16種、MUX02は6種のアタッチメントが利用できます。
メンテナンスが簡単
- メンテナンスが簡単でガソリンいらずなのが助かる
- エンジン式のような燃料の補充やオイル交換がないので、気軽に使える。
- 保管時のにおいもなし。
電動式なので、ガソリンやオイルといった燃料系の準備が一切不要。
面倒なメンテナンスが激減し、使用後の保管もにおいや汚れの心配がありません。
手間がかからないため、機械の扱いに不慣れな人や家庭での手軽な使用にも非常に向いています。
マキタの新型40V草刈機「MUX02」はこんな人におすすめ!


パワーと使い勝手の両方を備えたマキタ製40Vの新型「MUX02」は、次のような人におすすめです。
広い敷地・空き地の草刈りが必要な人
草刈りは敷地が広ければ広いほど、作業効率と体への負担が大きな課題になります。
そんなときこそ、マキタのMUX02が力を発揮します。
40VmaxのハイパワーとUハンドルの安定した操作性により、広い農園や空き地でも素早く、均一に刈り込むことができるからです。



特に次のようなシーンでは、MUX02の真価が発揮されますよ!
- 空き地や駐車場周りの除草作業
- ソーラーパネル設置地の定期的な草管理
- 農地の畦道や防風林沿いの刈り払い
これらの環境は面積が広く、雑草の成長も早いため、18Vモデルの充電式では時間がかかって大変!
その点、MUX02であれば1回の作業でしっかり成果を出せるため、作業効率が格段に上がります。
草刈り以外の用途にも使いたい人
MUX02の魅力のひとつは、スプリットモータ式による高い拡張性です。
草刈り用の刈払アタッチメント(チップソータイプ)だけでなく、次のようなアタッチメント(別売)を付け替えることが可能です。
- ナイロンカッタ(ナイロンコードタイプ)
- 畔刈ヘッジトリマ
- グラウンドトリマ
- タフロータリーハサミ刃
- ブロワ



「電動工具が増えすぎて保管場所がない」という方にもおすすめ。
コスト面でも、個別に機械を買うよりもお得に済むので、「マキタの拡張性は本当にありがたい」との声も多く見られます。
ガソリン式から電動へ切り替えたい人
これまでガソリン式の草刈機を使ってきた方が40Vのスプリットモーター草刈機に乗り換えるケースも増えています。
理由は明確で、電動化による快適さとメンテナンスの手軽さが大きな魅力だからです。
ガソリン機では
- 燃料の購入・保管が必要
- キャブレターやプラグの定期メンテナンスが必要
- エンジン始動に力が要る
などのわずらわしい動作・作業がネックでした。
これに対しMUX02は、スイッチを押すだけで即始動し、排気ガスもなく、燃料の管理も不要。



音も静かなので、ご近所との騒音トラブルの軽減にも役立ちますよ。
パワーもガソリン機に引けを取らないので、乗り換え後の使用者の多くが「もっと早く変えておけばよかった」と満足しています。
18Vでは物足りなかったプロ・農家の方
マキタの18Vシリーズは家庭用・軽作業用として非常に人気がありますが、「雑草が密集していたり、茎が太かったりするとパワー不足を感じる」という声も少なくありません。
そんな方にとってMUX02は、ちょうどよい上位互換モデルとして最適です。
プロ農家や造園業者のように、「一日中草刈り作業をしている」「1回で終わらせたい」といったニーズがある現場では、40Vmaxのパワーとスタミナが本領を発揮します。
- 太い草・つる植物にしっかり対応できる
- 回転数が高く、刈り残しが少ない
- バッテリー交換の手間が少なくて済む
こうした点から、プロユースでも十分に信頼できるスペックといえるでしょう。
バッテリーを既に持っていてモーターだけ欲しい人
すでにマキタの40Vmaxバッテリーをお持ちの方にとって、MUX02の本体のみのモデル(MUX02GZ)**は非常にコスパの良い選択肢になります。
草刈り機をまるごと買うよりも安く、必要なアタッチメントだけ追加購入することで済むため、初期投資を抑えたい方にも最適です。
特に、すでにブロワーやチェーンソーなど40Vシリーズの工具を使っている方であれば、充電器も共通で使えるため、無駄のない買い足しができます。
マキタの新型40V草刈機「MUX02」をおすすめしない人とは?


逆に、次のような人には、マキタ製40Vの新型「MUX02」はおすすめできません。
軽さ・取り回しを重視する人
マキタのMUX02は、40Vバッテリーを搭載し、さらにUハンドル仕様ということもあり、本体重量が約4.9kg(バッテリー含む)と、草刈機としてはやや重めです。
なので、「とにかく軽くてラクな草刈機が欲しい」という方には不向きです。
なので
- 週末だけ、短時間だけ草刈りをする
- 軽い機種を探している高齢者や女性
- 非力な方で、長時間の作業が厳しいと感じる方
そういった場合には、マキタの18Vモデル(MUX18)や、軽量タイプの充電式草刈機のほうがおすすめです。
傾斜地や狭い場所の草刈りがメインの人
MUX02はUハンドルの両手持ちタイプで、直線的にスイングする動作に適した設計です。
そのため、あぜ道や山間部の傾斜地、樹木が密集した場所など、狭く入り組んだ場所での作業には少し取り回しづらさを感じるケースがあります。
特に、以下のような作業には向いていないことが多いです:
- 樹木の根元や植え込みの間を細かく刈る
- 石垣や段差の多い場所での草刈り
- 手の届きにくい細い通路などの作業
こういった作業がメインであれば、ループハンドルタイプの「MUX01」の方が細かい操作がしやすく、スムーズに刈れておすすめです。
初心者でアタッチメント交換が苦手な人
MUX02は「スプリットモータ」という拡張性の高い仕組みを持っており、さまざまなアタッチメントと組み合わせて使えるのが魅力です。
しかしその分、最初にアタッチメントの選定や取り付け手順を理解する必要があります。
慣れてしまえば簡単ですが、次のような方にはややハードルが高く感じられる可能性があります。
- 草刈りだけで使いたい方
- DIYや工具の操作が苦手な方
- とにかく「買ってすぐ使いたい」初心者の方
特に草刈りだけ使いたい方は、一体型の草刈機(たとえば「MUR017GRM」など)を選ぶほうが手間なくシンプルに使えて便利です。
短時間作業が中心で40Vのパワーを持て余す人
「庭の隅だけちょこっと草刈りしたい」というような短時間の軽作業が中心の場合、40VのMUX02はオーバースペックになります。
MUX02は、「中〜長時間の作業」や「負荷の高い作業」を想定して設計されているため、短時間の使用には向きません。
その場合は、18Vシリーズの軽量機種、またはナイロンコード式の簡易草刈機でも十分な性能を発揮でき、コスパが良くなります。
予算に制限がある人
MUX02はモーター本体(MUX02GZ)だけでは動作せず、別売のアタッチメントやバッテリなどの購入が必要です。
- アタッチメント(草刈刃・先端ユニット)
- 40Vmaxバッテリー(BL4025 or BL4040)
- 急速充電器(DC40RA)
これらをすべて揃えると、トータルで7万円〜10万円(実売価格)ほどの予算が必要になります。
すでにバッテリーを持っている場合は多少抑えられますが、完全に新規で揃えるとなると高価な買い物です。
「とりあえず草刈りができればいい」「予算は2~3万円以内にしたい」と考える方には、18V草刈機や家庭用モデル(たとえば「MUR193DWF」)がおすすめです。
マキタの40V草刈機の新型「MUX02」で使えるアタッチメントと選び方


MUX02の最大の魅力のひとつが、「マルチツール対応」であることです。
これは、ひとつのパワーユニットに対してさまざまなアタッチメントを取り付けることで、複数の工具として活用できる画期的なシステムです。
マキタではこの仕組みを「分割式マルチツール」として展開しており、プロからも高い評価を受けています。
そこで、マキタの40V草刈機の新型「MUX02」で使えるアタッチメントと、おすすめの使用場面をご紹介します。
マキタの40V草刈機の新型「MUX02」で使えるアタッチメント
では、実際にどんなアタッチメントがあるのか、を以下の表で紹介します。
アタッチメント名 | 用途 | 特長 |
---|---|---|
刈払 (チップ ソー) | 雑草刈り 全般 | 安定性と操作 性が高い |
ナイロン カッタ | 軽作業や壁 際の草刈り | 軽量・取り回 しが楽 |
畔刈ヘッジ トリマ | 畔や傾斜の ある場所 | 角度調整機能 付き |
グラウンド トリマ | 芝生・草地 | 低い位置の 草刈に◎ |
タフロータリ ーハサミ刃 | 駐車場周り ・道路ぎわ | ハサミ切りで 石飛び軽減 |
ブロワ | 落葉掃除や ゴミ飛ばし | 軽量・ ハイパワー |
いずれも工具なしで簡単に脱着できる設計となっており、作業内容に応じて素早く切り替えることができます。
しかも、接続部分はロック構造になっているため、安全性にも配慮されています。
MUX02は、単なる草刈機としてだけでなく、庭づくりのオールインワンツールとして使える万能タイプの草刈り機です。
使用場面に応じて機械を何台も揃える必要がなく、保管スペースやメンテナンスの手間も減らせます。
マキタの40V草刈機の新型「MUX02」|作業別のおすすめアタッチメントはどれ!
MUX02のアタッチメントは種類が豊富ですが、「実際どれを選べばいいの?」と迷う方も多いはず。
そこで、作業別におすすめのアタッチメンを4つご紹介します。



買った後で「しまった!」ということがないよう、ご注意ください。
結論から言うと、次の表のとおりです。
主な作業 | アタッチメント |
農場など広範囲の 草刈り | 刈払(チップソー) |
庭の手入れ・雑草 処理 | ナイロンカッタ |
畔や斜面の草刈り | 畔刈ヘッジトリマ |
落ち葉の掃除 | ブロア |
順番に解説しますね。
1. 刈払アタッチメント(チップソータイプ)
雑草が密集したエリアや広範囲を効率よく刈るなら、チップソータイプの「刈払アタッチメント」です。
横振りが多い作業に最適なUハンドルにチップソータイプの刈刃を付けることで、太い雑草も余裕で刈り取ることができます。
しかも「MUX02」は、安定感のあるUハンドル仕様なので、長時間の作業にも最適です。
2. ナイロンカッタアタッチメント
壁際や石の周りなど、刃が当たりやすい場所ではナイロンコード用の「ナイロンカッタアタッチメント」が安全で便利。
軽量で取り回しも良く、女性や高齢者の方にも扱いやすい仕様です。
家庭の庭の手入れや縁石があっても、安心して草刈りを行うことができます。
3. 畔刈ヘッジトリマーアタッチメント
畦や法面の草刈には「畔刈ヘッジトリマアタッチメント」が便利
長さのある刃と角度調整機能で、しゃがまず楽に作業が可能です。



畔草刈りや斜面、細かい部分の手入れに最適な1本ですよ。
4. ブロワアタッチメント
庭の落ち葉の掃除や作業後の片付けに便利なのが「ブロワアタッチメント」です。
高出力の風で落ち葉や草くずを一気に吹き飛ばせるので、作業後の清掃が劇的に楽になりますよ。
これらのアタッチメントは、MUX02本体のパワーを活かしつつ、それぞれの作業を効率化してくれる頼れる存在。
用途に応じて少しずつ揃えていけば、庭作業がもっと快適になります。
マキタ40V新型「MUX02」の購入前にチェック!価格や対応バッテリー


マキタの40V新型「MUX02」はUハンドルが付いた充電式スプリットモータ本体のみで、使うためにはアタッチメントやバッテリーなどが必要です。



使う場面に合わせて無駄のない買い方が必要ですね。
そこで、マキタの充電式スプリットモータ「MUX02」本体とアタッチメント、対応するバッテリーなどの価格をご紹介します。
MUX02の本体・アタッチメントの価格
草刈機や庭の手入れなどにMUX02を使うときに必要な本体と主なアタッチメントの価格は、以下の通りです。
品名 | 標準小売 価格 (税別) | 内容 |
---|---|---|
MUX02GZ (本体のみ) | 61,300円 | モーター 本体 肩掛け バンド等 |
草刈アタッチ メント (EM402M) | 15,000円 | 230mm チップソ ー付き |
ナイロンカッ タアタッチメ ント (EM408MP) | 15,000円 | ナイロン コード タイプ |
畔刈ヘッジ トリマ (EN423MP) | 30,000円 | 全長 1,004mm |
ブロアアタッ チメント (UB402MP) | 11,000円 | コンパク トタイプ |
フルセットでそろえると、10万円を超える投資が必要ですが、はじめは、本体に合わせて、草刈アタッチメントまたはナイロンカッタアタッチメントの購入がおすすめです。



必要に応じてブロアなどを買い足すといいですよ!
マキタの40V新型草刈機「MUX02」本体はこちら↓
草刈アタッチメント「EM402M」はこちらです↓
ナイロンカッタアタッチメント「EM408MP」はこちらからどうぞ↓
畔刈ヘッジトリマ「EN423MP」を見てみる↓
ブロアアタッチメント「UB402MP」ならこちら↓
MUX02の対応バッテリー
MUX02はマキタ40Vmaxシリーズのバッテリーに対応しており、それぞれの価格と容量は表のとおりです。
バッテリ | 標準小売 価格 (税別) | 重さ |
---|---|---|
BL4020 (2.0Ah) | 20,400円 | 約0.69kg |
BL4025 (2.0Ah) | 24,400円 | 約0.71kg |
BL4040 (2.0Ah) | 28,700円 | 約1kg |
BL4040F (2.0Ah) | 38,200円 | 約1kg |
BL4050F (2.0Ah) | 39,200円 | 約1.3kg |
BL4080F (2.0Ah) | 62,500円 | 約1.8kg |
中でも代表的なのがBL4025(2.5Ah)とBL4040(4.0Ah)です。
刈払アタッチメントを付けて草刈りをする場合、BL4040のバッテリ装着(無負荷時)では、1回の充電での連続使用時間は約25分~2時間10分(高速~低速)です。



ナイロンカッタでは約28分~2時間55分です。
BL4025は軽くて取り回しが良い一方、連続作業時間が短め。
BL4040は重くなる分、スタミナに優れ、時間を気にすることなく作業ができます。
なので、最初に1本買うならBL4040が安心、追加でBL4025を予備にする使い方がバランス良好です。
まずは1台目で買うなら「BL4040」がおすすめ↓
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MUX02の対応充電器
MUX02のマキタ40Vmaxシリーズで使用のバッテリーに対応した充電器は、次の表のとおりです。
バッテリ | 標準小売 価格 (税別) | 実用充電 時間 |
---|---|---|
40Vmax 急速充電器 (DC40RA) | 19,500円 | 約31分 |
40Vmax 充電器 (DC40WB) | 11,900円 | 約165分 |
草刈機MUX02を効率よく使うには、充電器の選び方も重要です。
急速充電に対応した「DC40RA」なら、BL4040(4.0Ah)バッテリーを約31分で実用充電が可能。
作業中に予備バッテリーをローテーションすれば、草刈りがノンストップで進みます。
一方「DC40WB」は価格が安く、コンパクトで家庭保管に便利。
ただし充電時間は約165分と長いため、作業が断続的な方や予備用としての使用がおすすめです。
なので、マキタの草刈機40V新型「MUX02」で長時間の作業を快適にこなすなら、「DC40RA」がおすすめです。
急速充電器「DC40RA」がストレスなく使えておすすめ↓
「DC40WB」は充電時間が長いですが、少しでも安い充電器が欲しい人はこちら↓
まとめ:マキタの新型40V草刈機「MUX02」徹底レビューのまとめ


マキタの40V新型草刈機「MUX02」は、ガソリン式並みのパワーと、電動ならではの使いやすさを両立した最新モデルです。
マキタの草刈機40Vの新型「MUX02」の主な特徴は、次のとおりです。
- 40Vmaxのハイパワーで太い雑草も楽々刈れる
- Uハンドルで広範囲作業が効率的かつ安定
- アタッチメント交換で多用途に使える
- ブラシレスモータ搭載で長寿命・低騒音
また、マキタのスプリット式草刈機には様々な機種がラインナップされ、使い方によっておすすめ機種も異なります。
目的・特徴 | おすすめ モデル |
長時間&高出力作業 | MUX02GZ |
多機能で万能に 使いたい | MUX01GZ |
軽さ・取り回し重視 | MUX18DZ |
家庭用+しっかり作業 | MUX19DZ |
一方で、重さや価格、操作性などから、次のような人にはおすすめできません。
- とにかく軽く、サッと使いたい人
- 傾斜地や狭い場所の作業が多い人
- アタッチメント交換が面倒に感じる初心者
- 草刈り頻度が少なく、短時間作業中心の方
それでも、広い敷地やプロ用途向けなら、マキタの新型40V草刈機「MUX02」はまさに「長く使える1台」として非常に優秀です。
さらにマキタのMUXシリーズは、いずれもスプリット式でアタッチメント互換があり、将来的な拡張にも対応しています。
自分の作業スタイルに合ったモデルを選べば、草刈りがもっと快適で楽しい時間になりますよ。
ぜひ、次のボタンからあなたに合った1台をお選びください。
広い場所の草刈りもパワフル・快適にこなしたい人は「MUX02GZ」↓
多機能で万能タイプの高出力な草刈機が欲しい人は「MUX01GZ」↓
広めの庭や畑をしっかりと草刈りしたい人には「MUX19DZ」↓
庭や家庭菜園のちょっとした草刈に最適な「MUX18DZ」↓

