先日、娘が一人暮らしをするため、引っ越しをしました。
段ボールに荷物を詰めて運んだのですが、軽量・コンパクトな台車が大活躍をしてくれました。
また、10年以上使っていない電子ピアノを粗大ごみとして処分するため、回収場所まで自分で運搬する必要があったのですが、台車が予想以上に大活躍をしてくれました。
中々買う機会がない台車ですが、あると大変便利です。
そこで今回は、マンション住まいの我が家の台車を使って電子ピアノを二人で運搬する方法を紹介します。
処分用の電子ピアノの運搬方法です。使用中の電子ピアノは、専門業者にお任せすることをおススメします。
電子ピアノが粗大ごみと化した理由
我が家の子供は今、社会人と大学生ですが、小さいときは2人ともピアノを習っていました。
なので、練習用のピアノとして、YAMAHAのお店に行って、電子ピアノを買って毎日練習していました。
それでも、中学校へ入ると、部活が忙しいとの理由で、レッスンをやめてしまったものですから、10年以上も使わずに放置してありました。
これがそのピアノです。
購入後20年以上経過しており、音が鳴らない鍵盤もあることから、誰もピアノを弾くこともありません。
とうとう、町の粗大ごみの回収へ出すことになりました。
軽量・コンパクトな台車を購入
粗大ごみの回収日まで1月近くあります。
それまでにピアノの運搬方法を考えないといけません。
当然、夫婦2人で運ぶのは大変です。
引っ越し屋さんに頼むと、当然お金がかかります。
そこで、自分たちで運搬するため、「台車」を購入することにしました。
さっそくインターネットで検索し、ヒットしたのが「Waraseeの折りたたみ台車」です。
総荷重は、比較的安いものは80kgや100kgが多い中、この台車は200kgまで可能です。
また、台車も6個付きなので、かなり重いものも耐えられそうで、しかも高評価のコメントが多かったので、購入しました。
現在、この商品は、品切れ状態なので、総荷重250kgまで可能な次の商品をお勧めします。
台車を使って電子ピアノを自分で運搬
ほどなく役所から粗大ごみ回収の通知が来ましたので、前日の夜、妻と二人で電子ピアノの運搬に取り掛かります。
まずは、電子ピアノを台車に載せる必要があります。
私が電子ピアノの一方を持ち上げている間に、妻が台車を電子ピアノの下へ持っていきますと、簡単に電子ピアノを台車に載せることができました。
後は、粗大ごみの回収場所まで運ぶだけです。
我が家はマンション住まいなので、電子ピアノを運搬するには
①寝室から家の玄関まで運ぶ
②玄関からエレベータまで運ぶ
③1階のエレベータから玄関ホールまで運ぶ
という3段階の作業が必要です。
この中で、段差があるのは①の玄関のところだけでしたので、それ以外は電子ピアノを台車に乗せて運ぶことができます。
また、台車自体、長さを62.5cmまで広げることができるので、長尺ものの電子ピアノでも無理なく乗せることができます。
さっそく、2人で電子ピアノの前と後ろを持って軽く押すと、難なく電子ピアノを移動することができたので、かなり楽に運ぶことができました。
また、家の中の廊下はフローリング仕様でしたが、今でも結構な傷が付いているものですから、あまり気にせず、ゴロゴロと電子ピアノを運んで行きました。
後でフローリングを確認したところ、キズは付いていないようでした。
気になる人は、長めの銀マットなどを敷いて運搬することをお勧めします。
玄関の段差のところは、電子ピアノが半分ほど玄関ドアから出た所で一旦、台車から電子ピアノを降ろします。
そして、電子ピアノの一方側(玄関の外側)を持ち上げて台車に乗せると、簡単に電子ピアノを運ぶことができました。
結局、運搬開始から玄関ホールまで、5分程度で運搬することができました。
台車がないと、時間も倍以上かかっていたのではないかと思いますし、結構な重さでしたので、かなりしんどかったのではないかと思います。
電子ピアノの運搬で台車を使うメリット・デメリット
今回、台車を使って電子ピアノを運搬した結果、よかった点や注意する点などが分かりましたので、報告したいと思います。
メリット(よかった点)
台の大きさ(長さ)が最大62.5cmまで伸びますので、長いものでも安心して運ぶことができます。
通常の4個の台車に比べて台車6点で支えながら移動しますので、ブレずに運ぶことができます。
フローリング等への負担も分散され、傷やへこみ防止にもなっています。
台車(ロール)部分の材質がTPR(熱可塑性ゴム)製なので、通常のプラスチック製の台車よりも、耐久性と静音性が高いのも魅力です。
今回は使用していませんが、ゴム製のロープが付いているので、旅行などでバックを載せたりする場合に、台車に固定することができます。
収納する場合は、大きさが30cm×49cm×9.5cmにコンパクトになりますので、家具の隙間などに入り、収納に便利です。
デメリットや注意点は
台車を移動するときに使用する取っ手が台車の前方についているのですが、角度が45°に固定されており、使いづらいように思います。
特に、重いものを運搬する場合は、後ろから取っ手を押しながら運搬することができないので、必要性が感じられませんでした。
ただ、空港のロビーや新幹線のホームなどで荷物を載せて引っ張りながら移動するにはいいのかもしれませんが、あまり、実用場面がなさそうです。
大きなものは、台車に乗せた荷物を押しながら運搬するのがいいと思います。
台車の転がりがスムーズで、音も比較的抑えられているのですが、それでも、マンションの渡り廊下を移動する時は、音がしますので、夜の遅い時間などは注意が必要です。
昼間の時間帯ではそれほど気にするほどの音量ではありませんが、夜間は注意して使うことをお勧めします。
電子ピアノを台車に乗せると前の方に重心があるため、必ず電子ピアノを持って支えていないと転倒するので、注意してください。
荷台部分がプラスチック製です。
荷台全体に荷物を載せる場合はいいのですが、荷台の一部にだけ重いものを載せて移動する場合は、耐久性に不安があるかもしれません。
まとめ:台車を使って電子ピアノを自分で運搬
今回、電子ピアノを自分で運搬する方法を紹介しました。
紹介した台車は、重いものを簡単に運搬することができ、とても便利でした。
しかし、取っ手部分は台車の前方に付いているため、重いものを取っ手を押しながら運ぶことには使えません。
また、台車を押していくとそれなりに音がしますので、、夜間の運搬には注意が必要です。
それでも、重い電子ピアノも楽々運ぶことができますので、一家に一台、台車があると便利ですので、皆さんにもお勧めです