リビングの観葉植物で虫がつかないおすすめの品種や栽培方法|おしゃれなハイドロカルチャーや虫除けグッズも紹介!

リビングに観葉植物を飾って癒しの空間を作りたいけれど、「虫がつくのがイヤ…」という悩みを持っていませんか?

コバエやアブラムシなど、室内にいるだけでイヤになってしまいますよね。
この記事では、虫がつかない観葉植物をご紹介します。
はじめに結論から言うと
リビングの観葉植物で虫がつかないおすすめの品種は次の5つです。
- ガジュマル
- サンスベリア
- パキラ
- モンステラ
- カポック(シェフレラ)
いずれも、初心者でも栽培しやすく虫もわきにくいおすすめの観葉植物です。
室内のリビングの観葉植物で虫がつかないおしゃれな「ハイドロカルチャー」や虫除けグッズのほか、虫を寄せ付けない育て方のコツもご紹介します。
この記事を読めば、初心者の方でもリビングの観葉植物に虫がつかない快適なグリーンライフを楽しめますよ。
ぜひ、最後までご覧ください!
リビングの観葉植物で虫がつきにくいおすすめの品種5選!


室内のリビングで虫が寄りつきにくい観葉植物は、次の5つです。
- ガジュマル
- サンスベリア
- パキラ
- モンステラ
- カポック(シェフレラ)
どんな観葉植物なのか、具体的に紹介します。
ガジュマル|風水効果も期待できる人気植物


ガジュマルは「多幸の木」とも呼ばれ、風水アイテムとしても人気のある観葉植物です。
コロンとした太い根と光沢のある丸い葉が特徴で、見た目もかわいらしく、リビングを明るい雰囲気にしてくれます。
虫がつきにくい理由は、ガジュマルが比較的乾燥に強く、湿気を好まないこと。
また、葉がしっかりしていて厚みがあるため、虫にとっては食べづらく、付きにくいのです。
ただし、育てる際には過湿にだけは注意してください。



水をあげすぎると、コバエなどの発生原因になりますよ!
サンスベリア|乾燥に強くて手間いらずの虫がつかない観葉植物


サンスベリアは、乾燥にとても強く、虫もつきにくい理想的な観葉植物です。
水をあげるのは月に1〜2回で十分なので、初心者や忙しい方にもぴったり。
湿気を好まないため、土が常に乾いた状態になりやすく、コバエの発生も抑えられます。
葉は肉厚で硬く、虫にとっては食べにくい構造。
さらに空気清浄効果もあり、「マイナスイオンを出す植物」として人気があります。
インテリアとしてもスタイリッシュなので、リビングに置くだけで空間が引き締まります。
パキラ|丈夫で虫知らずの観葉植物


パキラは観葉植物の中でも特に丈夫で育てやすく、虫もつきにくいことで知られています。
幹が編み込まれている特徴的な姿は、インテリアとしても人気が高く、リビングに自然なアクセントを加えてくれます。
パキラが虫に強い理由のひとつは、葉や幹が硬く、虫が寄り付きにくい構造であることです。
そのうえ、比較的乾燥にも強く、頻繁な水やりが不要なので、土が常に湿って虫が繁殖するような環境になりにくいのです。



水やりは春から秋にかけては週1回、冬は2週間に1回ほどで十分です。
葉が大きいため、ホコリをためやすい反面、定期的に拭き取ることで清潔な状態を保ちやすく、虫の予防にもつながります。
日当たりが良く、風通しのよい場所に置けば、より健康に育ち、病害虫の心配も減りますよ。
モンステラ|見た目もおしゃれで虫にも強い観葉植物


モンステラは、切れ込みの入った大きな葉が特徴の観葉植物で、南国風のインテリアにもよく合う人気の種類です。
育てやすさと見た目の華やかさから、初心者から観葉植物マニアまで幅広く支持されています。
そして、意外にも虫がつきにくい植物としても知られているのです。
その理由の一つは、モンステラの葉が大きく厚みがあり、表面がツルツルしているため、虫が卵を産みにくく、付着もしにくいという特徴があります。
特にアブラムシやハダニといった小さな虫は、柔らかく細かい葉を好む傾向があるため、モンステラのようなしっかりした葉は寄り付きにくいのです。
さらに、モンステラは直射日光がなくても明るい室内であれば育てられるため、湿度管理や置き場所の調整がしやすいのも利点です。



風通しのよい場所に置けば、さらに虫対策として効果的ですよ。
カポック(シェフレラ)|病害虫に強く育てやすい観葉植物


カポック(シェフレラ)は、濃い緑色の放射状に広がる葉が特徴で、非常に丈夫で育てやすい観葉植物の代表格です。
リビングの明るい場所に置いておけば、安定して成長してくれます。
しかも、病害虫に強いので、虫の心配が少ないのがうれしいポイント。
カポックの葉は厚くて硬く、虫が寄り付きにくいため、農薬や防虫スプレーなどを使うことなく育てることが可能です。
また、乾燥にもある程度耐性があるため、頻繁に水をあげる必要もありません。



水やりの頻度が減れば、それだけ虫の発生リスクも下がりますよ。
リビングの観葉植物で土を使わないおしゃれなハイドロカルチャーや虫除けグッズ


リビングの観葉植物で虫がつかない対策として、土を使わないおしゃれな「ハイドロカルチャー」と虫除けグッズを紹介します。
土を使わないおしゃれなインテリア「ハイドロカルチャー」
ハイドロカルチャーとは、土を使わずに無機質の素材(例:ゼオライト、レカトン、ハイドロボールなど)を使って植物を育てる栽培方法のことです。
水と一緒に必要な養分を供給し、清潔で虫がわきにくいのが最大の特長。
特にリビングなどの室内で観葉植物を育てたい方には、とても人気のある方法です。
通常の土を使う栽培方法では、どうしてもコバエなどの虫が土の中に卵を産んだり、湿気がこもってカビが生えたりしがちです。
でも、ハイドロカルチャーは無機質素材を使うため、虫の栄養源となる有機物が存在せず、清潔に保ちやすいのです。
また、容器も透明なガラスやプラスチックなどを使えば、見た目もとてもおしゃれ。
中の根の成長具合や水の量が一目でわかるので、初心者でも育てやすくなっていますよ。
土を使わない、育てるインテリアとして人気の「ハイドロカルチャー」を見てみる↓
リビングの観葉植物に最適な虫除けグッズ
植物の近くに虫除けアイテムを置いておくと、より安心してリビングに飾ることができます。
リビングの観葉植物に最適な虫除けグッズとして、つぎの5つをご紹介します。
- ゼオライト
- 植物用防虫スプレー
- コバエがホイホイ系グッズ
- ハーブ(ミント・ローズマリーなど)
- シリカゲルや重曹
ゼオライト|コバエ対策に効果的な清潔素材
ゼオライトは、土の代わりに使える無機質素材で、ハイドロカルチャー用の無機質素材として人気があります



湿った土に直接触れることがなくなり、虫が卵を産みにくい環境を作ってくれます。
特にコバエは湿った有機物を好むため、殺菌処理されたゼオライトを土の表面に敷くことで、虫が寄りつきにくい乾燥環境を作れます。
見た目も清潔感があり、インテリア性も◎。
観葉植物の根腐れ防止やカビ対策にも役立つため、虫を防ぎつつ健康的に育てたい人におすすめですよ。
植物用防虫スプレー|天然成分で安全に虫をシャットアウト
天然由来の植物用防虫スプレーは、虫を防ぎたいけど化学薬品は避けたい方にぴったり。
ニームオイルなどを配合したタイプなら、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使えます。
使い方も簡単で、葉の表や裏にまんべんなくスプレーするだけ。
ハダニやアブラムシなどの害虫を予防するだけでなく、すでに発生してしまった虫にも一定の効果がありますよ。
コバエがホイホイ系グッズ|置くだけ簡単、虫をしっかりキャッチ
コバエが気になる時には「コバエがホイホイ」系グッズが手軽で効果的。
植物の近くに置くだけで、虫を誘引してしっかりキャッチしてくれます。
特に湿った土が多い季節や換気が不十分な室内では、予防アイテムとして常備しておくと安心。
見た目もシンプルなデザインのものが多く、観葉植物の雰囲気を壊さず使えるのも魅力です。
ハーブ(ミント・ローズマリーなど)|香りで虫を寄せつけない自然の力
ミントやローズマリーなどのハーブは、虫が嫌う香りを放つため、観葉植物の近くに置くだけで自然な虫除けができます。
鉢植えで一緒に飾れば、見た目もおしゃれで癒し効果もアップ。
化学成分を使わずに虫対策ができるので、小さな子どもやペットがいる家庭にもおすすめです。



農薬を使いたくないナチュラル派にぴったりの虫除け方法ですね。
シリカゲルや重曹|湿気をコントロールして虫の好む環境を防ぐ
シリカゲルや重曹は、湿度を下げて虫の好む環境を防ぐ便利アイテムです。
土の近くや棚の隅に小皿で置くだけで、湿気がこもりにくくなり、コバエやカビの発生を予防できます。
特に梅雨時や加湿器を使う季節には効果的。安価で手に入りやすく、消臭効果も期待できるため、手軽に始められる室内グリーンの補助対策としておすすめです。
リビングの観葉植物に虫がつかない育て方のコツ!初心者が注意すべきポイント


リビングの観葉植物に虫が寄り付かない栽培方法のコツは、次の5つです。
- 水やりは控えめに
- 葉の裏をチェック!
- 枯れ葉はすぐに取りのぞく
- 定期的な植え替えも効果的
- リビング全体の環境を整える
水やりは控えめに
観葉植物に虫がつく原因の一つは、「水のあげすぎ」です。
土が常に湿っていると、コバエなどの虫が発生しやすくなります。



虫にとっては最高の住みかになってしまいますよ。
水やりは「土の表面がしっかり乾いてから」が基本です。
控えめな水やりが、虫の発生を防ぐ第一歩になります。
特に観葉植物は、意外と乾燥に強い種類が多いので、控えめな水やりを心がけましょう!
葉の裏をチェック!
アブラムシやハダニなどの害虫は、葉の裏に集まって栄養を吸い取ったり、卵を産みつけることがあります。
こうした虫を放っておくと、植物はどんどん弱り、最悪の場合枯れてしまうことも…。
そのため、週に1回でも良いので、葉の裏をチェックする習慣をつけましょう。



異常があれば早めに対応できるため、被害の拡大を防げます。
また、汚れやホコリを拭き取ることで、虫が好む環境を減らし、清潔さを保てます。
苦手な人ほど、こまめな観察と掃除で先手を打つことが、快適な観葉植物ライフのカギになります。
枯れ葉はすぐに取りのぞく
落ちた枯れ葉や黄ばんだ葉をそのまま放置しておくと、カビやコバエの発生源になります。
見た目が悪くなるだけでなく、植物の健康にも悪影響です。
週1回の掃除で、鉢の周りや土の表面をチェックし、不要な葉は早めに取り除くようにしましょう。
定期的な植え替えも効果的
古い土には虫の卵やカビが潜んでいることがあります。
1〜2年ごとの植え替えで、清潔な土に変えることが虫対策につながります。
ハイドロカルチャーの場合も、ゼオライトなどの素材を定期的に洗浄・交換することで、ぬめりや虫の発生を防げますよ。
リビング全体の環境を整える
最後に、植物だけでなく「部屋全体の環境」を見直すことで、虫が寄りつきにくい空間を作ることができます。
たとえば、以下のようなポイントを意識するだけでも効果があります。
- 室内の湿度を50〜60%にキープ(加湿しすぎない)
- 観葉植物周辺の掃除をこまめに行う
- 食べ残しや生ゴミなど、虫の原因になるものを近くに置かない
- 網戸やドアの隙間をチェックして、虫の侵入経路をふさぐ
観葉植物に虫がつく原因は、植物だけにあるわけではありません。
部屋の衛生状態や湿度、風の流れなども深く関係しています。
逆に言えば、これらの環境を整えることで、虫知らずで快適なグリーンライフが実現できるということです。
リビングの観葉植物で虫がつかないおすすめの品種や栽培方法のまとめ


リビングに置く観葉植物で虫がつかないおすすめの品種は次の5つです。
- ガジュマル
- サンスベリア
- パキラ
- モンステラ
- カポック(シェフレラ)
いずれの観葉植物も乾燥に強いので、初心者の方でも簡単に育てることができます。
また、室内のリビングで観葉植物に虫がつかないようにするには、栽培管理の大切です。
特に今回紹介した「ハイドロカルチャー」のような土を使わない育て方は、初心者でも取り入れやすく、清潔で管理もしやすいためおすすめです。
環境にやさしい防虫スプレーなどの虫除けグッズの使用や、ハーブなどを一緒に置いて虫が寄り付かない環境を整えることで、観葉植物をより快適に楽しむことができます。
観葉植物がある生活は、目にも心にもやさしいもの。
虫の悩みを解消して、安心してグリーンライフを楽しみましょう!