岐阜県関ケ原町と言えば、徳川家康が率いる東軍と石田三成が率いる西軍との壮絶な戦いが繰り広げられた場所として有名です。
町の至るところに、戦国絵巻を繰り広げた戦場があり、歴史好きや戦国時代ファンの人は、ぜひ1度は行って見たい場所ではないでしょうか。
今、NHKで放送されている大河ドラマ「どうする家康」でも、天下分け目の関ヶ原を舞台にクライマックスシーンが繰り広げられると思うと、今からワクワクしてきます。
今回はそんな岐阜県関ケ原町の古戦場を巡る観光スポットを紹介します。
歴史好きの人はもちろん、そうでない人も、日本の歴史上で最も有名な「関ケ原」に足を運んでみれば、戦国時代にタイムスリップしたような、ワクワク感満載の不思議な興奮を味合うことができますよ。
ぜひ、最後までご覧ください。
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「どうする家康」で戦国絵巻が繰り広げられる関ケ原!?
2023年1月8日から始まったNHKの大河ドラマ「どうする家康」では、松本潤が扮する家康が、今川の人質から天下統一を果たすまでの波乱に満ちた生涯を描いていきます。
家康の正室・瀬名(築山殿役)には有村架純、織田信長役には岡田准一、秀吉役にはムロツヨシなど、豪華キャストで繰り広げられる戦いの数々、毎週、目が離すことができない展開に、ハラハラ、ドキドキの連続です。
そんな「どうする家康」ですが、これまで、三方ケ原合戦や長篠・設楽原の戦いなど、数々の合戦を繰り広げてきました。
そして後半戦では、本能寺の変や小牧・長久手の戦いなどを経て、クライマックスの「関ケ原の戦い」へと続いていきます。
そこではどんな戦国絵巻を繰り広げられるのか、今からワクワクしています。
今回は、日本史を語るうえで避けては通れない「関ケ原の戦い」の舞台、岐阜県関ケ原町の観光スポットを紹介します。
関ケ原の戦いを追体験
関ケ原町には戦国時代の古戦場や史跡などが町中に点在しています。
歴史を追体験するには、関ヶ原駅前観光交流館でレンタサイクルを借りて探索するのがおススメです。
今なら坂道も楽々登れる電動自転車が借りれますので、ぜひ、レンタサイクルで戦国の風を感じながら関ヶ原の戦いを追体験してください。
レンタ サイクル | 料金(税込み) |
普通自転車 | 半日(4時間以内):660円 1日(4時間以上):1,210円 |
電動アシス ト付自転車 | 半日(4時間以内):1,210円 1日(4時間以上):2,310円 |
交流館の案内はコチラ>>関ケ原駅前観光交流館
岐阜関ケ原古戦場記念館
関ケ原のことならなんでも分かるのが「関ケ原古戦場記念館」です。
公式サイトはコチラ>>関ケ原古戦場記念館
1階では、床一面に映し出されたグランドビジョンで、関ケ原合戦での東西陣営を様子をじっくりと眺めたあと、シアターでは縦4.5m、横13mの楕円型スクリーンで展開される激しい戦のシーンを臨場感たっぷりに堪能してください。
2023年1月17日~2024年1月14日まで、1階広域環境情報コーナーで「どうする家康」展・ぎふ関ケ原が開催中です!
番組出演者の等身大のパネルや出演者のサインのほか、ドラマで使用した小道具や衣装(9月30日まで)なども展示されていますので、ぜひご来場ください。
2階では本物そっくりの武器や陣羽織を着て武将姿で記念撮影を行うなど、戦国体験を味合うことができます。
そして5階へ上がると360°ガラス張りの展望室があります。
関ヶ原の合戦風景を重ね合わせながら眺めたら、いざ、古戦場巡りへと出発しましょう。
関ケ原古戦場
関ケ原古戦場記念館のホームページには、関ケ原の合戦を巡るのに便利なパンフレットが紹介されています。
詳しくはコチラ>>>関ケ原古戦場・史跡巡り
関ケ原七武将物語のウォーキングコースやサイクリングコース(初級・中級・上級編・チャレンジコース)など、体力に応じて古戦場を楽しむコースが満載です。
ぜひ手に取ってご覧いただき、かつて合戦が繰り広げられた古戦場を駆け巡りましょう。
関ケ原古戦場開戦地
関ケ原の合戦が起こったのは1600年10月21日(慶長5年9月15日)とされています。
早朝、霧が晴れると、東軍の井伊直政率いる鉄砲隊が西軍の宇喜多隊へ発泡したのがきっかけで、合戦の火ぶたが切って落とされました。
現在は西田運動公園に「関ケ原開戦場 開戦地」の碑が建ち、開けた水田が広がっています。
関ケ原古戦場決戦地
関ケ原古戦場開戦地から北西に600mほどのところに「関ケ原開戦場 決戦地」があります。
開戦当初、西軍有利にいくさが展開していきましたが、小早川秀秋の裏切りにより、形勢が逆転します。
一気に東軍が優勢になり、西軍は奮闘むなしく敗北していきます。
決戦地は、西軍の武将たちと、総大将「石田三成」の首を狙う東軍の武将たちが、最も激しい合戦を繰り広げた場所です。
現在は、のどかな田園風景が広がる中に、石碑や家康・石田両家の家紋が入った旗が建てられています。
そんな決戦の地で、石田三成と徳川家康が率いる武将たちの繰り広げた戦国絵巻に、思いをはせてみてはいかがでしょうか。
笹尾山・石田三成陣地跡
笹尾山(ささおやま)は、西軍の石田三成の陣地があった場所です。
関ケ原古戦場・決戦地から北西に200mに位置する高台で、関ケ原が一望できます。
今では敵の攻撃を防ぐ「竹矢来」や「馬防柵」も復元されていますので、笹尾山の頂上に登れば、石田三成が見た合戦の様子が目に浮かんでくるようです。
徳川家康初陣跡
桃配山(ももくばりやま)は、関ケ原の合戦の朝、家康が陣を張っていた場所です。
この山は壬申の乱で勝利を収めた大海人皇子(おおあまのみこ:後の天武天皇)が布陣した山で、家康は縁起を担いで桃配山に陣を敷いたと言われています。
今でも家康が使った腰掛石と机石が残っていますので、決戦を前に何を思い、何を考えていたのか、追体験をしてみてはいかがでしょうか。
徳川家康最後陣跡
家康が合戦当日の11時頃、桃配山から陣地を移した場所です。
ここで、小早川秀秋へ向けて発砲を命じたことから、戦況が一転することになります。
また、合戦の終結後には、打ち取った首の実検も行われました。
関ケ原戦国甲冑館
2023年3月にグランドオープンした甲冑の展示をしている私設の展示施設です。
館内のお食事処「兵糧」では、陣幕の中で、美味しい食事を食べることができます。
場所は岐阜関ケ原古戦場記念館から徒歩2分なので、戦国武将が着て戦った甲冑の数々を見て触れて、実際に試着体験すれば、戦国時代にタイムスリップした感覚を味あうことができます。
不定期に甲冑を着て関ケ原の陣巡り行軍が行われていますので、興味のある方は、ぜひご参加ください。
本日は石田三成公の命日です🙏
— 関ケ原戦国甲冑館【公式】 (@sekigahara_1600) October 1, 2023
この日に合わせて甲冑館は去年関ケ原の地でプレオープンしたのでちょうど1周年…
昨日の一周年記念行軍イベントにも沢山の方にご参加頂け、この一年で甲冑館と関ケ原を盛り上げて頂ける完全ボランティアの甲冑館行軍隊も出来ました♪… pic.twitter.com/BK79c9tVaM
関ケ原町歴史民俗学習館
関ケ原町歴史民俗学習館は、関ヶ原町の郷土や歴史が学べる施設です。
1階の多目的室には、関ヶ原の戦いに関係する書籍が壁面に掛けられ、閲覧することができます。
2階の地域展示室には、先史時代(縄文)から現在(戦後)までの各時代の様子が展示されていますので、戦国時代を含めた人々の暮らしや文化、歴史に触れることができます。
岐阜関ケ原古戦場記念館に隣接していますので、合わせてお立ち寄りください。
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まとめ:関ケ原町の古戦場を巡る観光スポット
今回は関ケ原の古戦場を巡る観光スポットを紹介しました。
日本人なら誰もが知ってはいるのに、中々行く機会のない「関ケ原町」。
歴史が動いた東西決戦の地「関ケ原」で、合戦を追体験できる観光スポットが満載です。
年配の方でも、電動自転車に乗ってサイクリング気分で古戦場を巡れば、戦国時代にタイムスリップした気分を味合うことができます。
歴史好きや戦国ファンの人はもちろん、そうでない人も、武将たちの息吹や軍馬のいななきが、駆け抜けていくような、臨場感あふれる体験ができること請け合いです。
ぜひ、大河ドラマ「どうする家康」の放送中に訪れてみてください。
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