春に植える野菜【プランター初心者向け】おすすめ5選|育て方のポイントも紹介!

「春になったし、何か新しいことを始めたい」そんな気持ちにぴったりなのが、プランターで始める家庭菜園です。
特別な道具や広い庭がなくても、ベランダや玄関先で手軽に野菜を育てることができます。
でも、プランター栽培初心者の方は、どんな野菜を植えればいいか、知りたいですよね。
はじめに結論から言うと
プランター栽培の初心者におすすめな春に植える野菜は次の5つです。
- リーフレタス
- 葉ネギ
- ラディッシュ
- じゃがいも
- モロヘイヤ
いずれも、春に植える野菜の中では手間がかからないので、プランター栽培の初心者でも簡単に収穫の喜びを味わうことができますよ!
この記事では、
- プランター栽培初心者向け!春に植える野菜の選び方
- 春に植えるおすすめ野菜の育て方
- 春に植える野菜で初心者がやりがちな失敗と対策
について、専門家である元普及指導員の私が詳しくご紹介します。
農業技術の指導や経営相談を行うことができる専門の国家資格です。

プランター栽培が初めての方でも、失敗しない栽培のポイントも解説しますね!
春に野菜を植えて収穫のよろこびを味わいたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
インターネットなら、プランター栽培に必要な重たい土や肥料も玄関まで運んでもらえるので、ラクに始めることができるのでおすすめです。
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プランター栽培初心者向け!春に植える野菜の選び方


はじめてプランターで野菜づくりにチャレンジされる方は、、「失敗しにくく、育てやすい」がどんな野菜を選ぶのかが成功のカギです。
ここでは、プランター栽培初心者が春に植える野菜で「おすすめな野菜」と「避けたい野菜」をご紹介します。
プランター栽培初心者におすすめの春に植える野菜とは?
プランター栽培初心者におすすめな春に植える野菜とはどんな野菜でしょうか?
結論から言うと、次の3つに当てはまる野菜がおすすめです。
- 病害虫に強い野菜
- 手間がかからない野菜
- 収穫までの期間が短い野菜
それぞれ、具体的に解説しますね。
病害虫に強い野菜
病気や害虫に強い野菜は、管理がラクで初心者でも失敗しにくいのが魅力。



農薬の使用も最小限で済むため、安心して育てられます。
中でも「葉ネギ」は、病気や虫に強く、繰り返し収穫できる点も初心者にはうれしいですね。
種まきから2か月ほどで収穫でき、一度刈り取っても追肥すればまた新芽が伸びてくるので、何度も収穫が楽しめます。
手間がかからない野菜
水やりや追肥などの手間が少ない野菜も、初心者にぴったり。
毎日忙しくても簡単に育てられ、栽培を続けるモチベーションも保てます。
特に「リーフレタス」は、苗から育てれば簡単で、ほぼ水やりと追肥だけでぐんぐん成長。



葉が伸びたら外側からちぎって収穫できるので、初心者でも楽しく育てられますよ!
収穫までの期間が短い野菜
早く育ってすぐに収穫できる野菜は、成果が見えやすく初心者に人気。
失敗してもすぐ再チャレンジでき、家庭菜園の楽しさを実感できます。
特に「ラディッシュ(ハツカダイコン)」は、種まきからわずか20〜30日で収穫できるので、育てる楽しみと収穫の喜びがすぐに味わえます。
プランター栽培初心者が避けたい春に植える野菜とは?
プランターで野菜栽培を始めるなら、簡単で楽しいものを選びたいですよね。
でも中には、プランター栽培に不向きで初心者泣かせの野菜もあります。
結論から言うと、次の4つに当てはまる野菜です。
- 病害虫に弱い野菜
- 手間がかかる野菜
- 収穫までの期間が長い野菜
- 広い面積が必要な野菜
それぞれ、代表的な野菜と初心者に向かない理由を紹介します。
病害虫に弱い野菜
病害虫に弱い野菜は、毎日の観察や対応が必要です。
防除の知識や薬剤の使用も必要になるので、初心者の場合、失敗しやすくなります。
特に、アブラナ科の「キャベツ」は、アオムシやヨトウムシなどの虫が付きやすく、防虫ネットや農薬の使用が欠かせません。



ほったらかしておくと葉が食べられてボロボロになり、悲しくなってしまいます。
手間がかかる野菜
追肥・支柱立て・剪定などの手間がかかる野菜は、初心者が途中で挫折しがち。
栽培の楽しさより野菜つくりの大変さが先に立ってしまい、プランターでの野菜づくりがつらくなってきます。
特に「ナス」はたくさんの水と肥料を必要とし、剪定や支柱立て、こまめな追肥など、栽培管理が多いのが特徴。



日々の世話を怠ると実がつかないこともあるため、初心者には少しハードルが高いかもしれません。
収穫までの期間が長い野菜
収穫までに時間がかかる野菜は、育てるモチベーションを保つのが難しいです。
はじめて野菜を作る方には、すぐに成果が見えるのも大切で、長期管理は不向きです。
特に、アスパラガスの場合は、春に植えてから収穫までに3年はかかるため初心者には不向き。
深型プランターや長期管理が必要で、気軽に始めたい人には、かなりハードルが高い野菜です。



うまく管理すれば10年ぐらい収穫できる、上級者向きの野菜です。
なので、プランターで野菜を植える初心者の方は、まずは短期間で育てられる野菜から始めましょう!
広い面積が必要な野菜
広く根を張る野菜やつるを伸ばす野菜は、大型プランターや専用スペースが必要なので、家庭のベランダでは育てにくく、初心者には扱いが難しいです。



このタイプの代表的な野菜には「スイカ」「カボチャ」「トウモロコシ」などがあります。
どれも収穫の達成感は大きいですが、狭い場所では管理が大変です。
春に植える野菜に限らず、プランター栽培初心者の方は、小型で短期間に収穫できる野菜から始めるのがコツ。
欲張っていろいろな種類を一度に始めるのではなく、2〜3種類の野菜にしぼることで失敗のリスクも減ります。
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春に植えるおすすめ野菜の育て方


はじめめ、春に植えるおすすめの野菜と特徴は次のとおりです。
▼春に植えるおすすめな野菜5選と特徴▼
野菜名 | 特徴 |
リーフレタス | 病害虫に強い 1ケ月で収穫 できる |
葉ネギ | 何度も収穫で き、病害虫に も強い |
ラディッシュ | 栽培が簡単 20~30日で 収穫できる |
じゃがいも | 育てやすい 収穫の喜びが 大きい |
モロヘイヤ | 栽培が簡単で 長く収穫でき て楽しい |
おすすめな春に植える野菜の育て方について、プランター栽培初心者の方でも、分かりやすく解説します。
春に植える野菜のおすすめ①:「リーフレタス」の育て方


「家庭菜園って難しそう…」という初心者の方にぜひ育ててほしいのが、リーフレタス!
手間が少なくてすぐに収穫できるうえ、サラダに使いやすいので大人気の野菜です。
ここでは、春と秋におすすめのリーフレタス栽培方法を、プランターで育てる手順と一緒にご紹介します。
🌱 春と秋、2回育てられるチャンス!
リーフレタスは春(3月中旬〜4月)と秋(9月中旬〜10月上旬)に苗を植えるのがおすすめです。
植えてから約30日で収穫できるので、家庭菜園ビギナーでも結果が早く出て、楽しさを実感しやすい野菜です。
種から育てることもできますが、初心者の方には断然、「市販の苗(ポット苗)」を使う方法が手軽で安心。
ホームセンターなどで購入する際は、虫に食われていない、元気な苗を選びましょう。



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☀️ とう立ちに注意!光の当たり方がポイント
リーフレタスは、とう立ちしてしまうと、葉が固くなります。
昼の時間が長くなる(長日)と花を咲かせるための茎が伸びてくること。
春先に育てる場合、夜も街灯の光が当たる場所に置くととう立ちが早まるので、夜はできるだけ暗い場所にプランターを置くのがコツです。
🪴 プランターの準備と植えつけのコツ
リーフレタスは深さ20cmほどのプランターに野菜専用の培養土を入れて育てます。
培養土にはあらかじめ肥料が入っているので、初心者にはぴったりです。
苗はポットから取り出し、土に軽く押し込むように植えたら、たっぷり水をやりましょう。



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💪 追肥のタイミングと方法
植えつけてから約1か月後に追肥を行います。
粒状の肥料を、苗の根元から少し離したプランターのふちあたりに埋めるようにすると簡単です。
以降も、1か月ごとに同じように追肥を行うと、葉の色つやもよくなり、元気に育ちます。



緩効性の肥料は、ゆっくり長く効くので追肥におすすめですよ↓
✂️ 外側の葉から収穫!何度でも楽しめる!
リーフレタスの葉が10〜15cmほどになったら、収穫開始です!
外側の葉から順番に摘み取って収穫していきましょう。
ポイントは「一気に全部とらないこと」。
大きくなりすぎると葉が固くなるので、1週間に1回程度収穫すると、柔らかい葉を何度も楽しめます。



何度も収穫が味わえるところが、リーフレタス栽培の楽しさの秘密です!
🐌 ナメクジに注意!
リーフレタスは虫に強い野菜ですが、ナメクジだけは要注意です。
葉が食べられていたら、鉢の周りやプランターの裏をチェックしましょう。
見つけたら早めに取り除いたり、ナメクジ用の駆除剤を使うのも効果的です。



食べられる前に有機農業にも使える「ナメトール」をまいておくと安心ですよ↓
リーフレタスは、見た目も鮮やかで、料理にもすぐ使える便利な野菜です。
春と秋、どちらも育てやすいので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね!
春に植えるおすすめ野菜②:葉ネギの育て方


次に紹介する春に植えるおすすめの野菜は、「葉ネギ」です。
葉ネギも、病害虫にも強く、一度植えれば何度でも収穫できる、初心者向けの野菜です。
プランターでもしっかり育つので、ベランダや小スペースでも手軽にチャレンジできますよ♪
🌱 種まきの時期と準備
葉ネギは春(4〜5月)と秋(10〜11月)に種まきができます。



どちらの時期も気温が安定していて、発芽もしやすく育てやすい野菜です。
準備するのは、深さ20cmほどのプランターと市販の野菜用の培養土です。
肥料が配合されている培養土で簡単に植えられるので、こちらも初心者にぴったりの野菜です。
✍️ 種のまき方と水やり
プランターに培養土を入れたら、次は種まきです。
種のまき方は、丸いポットならばらまき、長いプランターならすじまきでまいてください。
- ばらまき:種を全体にまんべんなくまきます。
- すじまき:割りばしで深さ1cmほどの溝を作り、その中に1cm間隔で種をまくときれいに育ちます。
種をまいたら、軽く土をかぶせて、手の甲で押さえるようにして密着させます。
最後に、底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりしましょう。
✂️ 間引きで丈夫なネギに育てよう
発芽して7〜10日後、芽がそろってきたら1回目の間引きを行います。
発芽後に込み合った芽を減らし、育ちやすくするための作業
このときは、株と株の間が1cm程度になるように間引いてください。
草丈が6〜8cmくらいになったら2回目の間引きです。
今度は2〜3cmの間隔になるように調整しましょう。
間引きが終わったら、株元に土を足して、軽く追肥するのがポイントです。



このひと手間で、根元がしっかりと育ち、たくさん収穫できますよ。
✂️ いよいよ収穫!そしてまた楽しめる!
種まきから約2か月で、葉ネギが15cm程度に育ったら収穫時期です!
収穫は株元から少し上をハサミでカットするだけでOK。
ポイントは「根元を残す」こと。



そうすることで、新しい芽がぐんぐん伸びてきて、また収穫できます!
収穫したら、追肥を忘れずに行うのが大事なポイントです。
定期的に肥料をあげることで、長く繰り返し楽しめる家庭菜園が実現します♪
自分で育てたネギをお味噌汁や冷奴にちょっと添えるだけで、なんだか特別な一品になりますよ。
ぜひ、気軽にチャレンジしてみてくださいね!
春に植えるおすすめ野菜③:ラディッシュの育て方


ラディッシュ(ハツカダイコン)です。種をまいてからわずか20~30日で収穫できるスピード感が魅力です。
しかも、場所を取らずにプランターでも簡単に育てられるので、ベランダ栽培にもぴったりの野菜です。
🌸 種まきの時期は春と秋がベスト
ラディッシュの種まきに最適なのは、春(3~5月)と秋(9~10月)です。



気温が上がりすぎると虫がつきやすく、寒すぎると育ちが遅くなります。
🪴 プランター選びと土の準備
ラディッシュは根が浅いため、深さ15cm程度の小さなプランターでも育てられます。
プランターに肥料入りの培養土を入れたら、種のまき方は葉ネギと同じ2通りです。



丸いポットならばらまき、長いプランターならすじまきです。
- ばらまき:種を全体にまんべんなくまきます。
- すじまき:割りばしで深さ1cmほどの溝を作り、その中に1cm間隔で種をまくときれいに育ちます。
種をまいたら、土を軽くかぶせて手の甲で軽く押し、密着させるのがポイントです。
最後に底から水が出るくらいたっぷり水やりをしましょう。
✂️ 間引きで元気な株を育てる!
本葉が2枚出てきた頃に、葉同士が触れない程度に間引きをします。
葉が混み合ってきたら、2回目の間引きを行い、株間を5cm程度に整えます。
そのあと、株元に土を寄せて、化成肥料(約10g)を株の間にまき、軽く混ぜておきましょう。
🔍 収穫のサインは「根のふくらみ」
本葉が5~6枚に育ち、根の直径が2~3cmほどになったら収穫のタイミングです。
葉の付け根を持って引き抜きましょう。



収穫が遅れると根にひび割れが入ってしまうので、早めに収穫しましょう!
🐛 虫対策も忘れずに!
暖かい季節になると、コナガやアブラムシが発生しやすくなります。
早期発見がポイントなので、葉の裏側を毎日チェックし、しっかりと対策をしましょう!
- 防虫ネットをかける
- 農薬を散布する



次の農薬は、天然由来で安心して使えるスプレータイプなので便利ですよ↓
ラディッシュは、成長が早く、育てる楽しさと収穫の喜びをすぐに味わえるのが最大の魅力!
まずは気軽に始めて、小さな成功体験を積んでみてくださいね♪
春に植えるおすすめ野菜④:ジャガイモの育て方


春に植えて夏前にたっぷり収穫できる野菜といえば「ジャガイモ」!
ナス科の野菜で、育てるのに手間が少なく、病害虫も比較的少ないので初心者にもぴったりです。
🌱 植えつけの時期とプランターの準備
ジャガイモの植え付けは、少し寒さの残る2月下旬〜3月中旬がベスト。



収穫は6月上旬〜7月上旬ごろになります。
プランター栽培では、深さ30cm以上のものを選びましょう。
理由は、ジャガイモは地中で芋が育つので、深さがないと収穫量が減ってしまうからです。
🥔 種芋の選び方と準備
使う種芋のはスーパーで売っている食用のジャガイモではなく、「種苗店で販売されている「種芋」」を選びます。



病気の心配が少なく、発芽もしっかりしているからです。
大きな種芋は30〜40gほどに、芽が2〜4個残るように半分に切って使います。
切った後は腐りやすいので、半日ほど日なたで乾かすのがポイントです。
🌼 植えつけと芽かきのポイント
プランターに野菜用の培養土を2/3ほど入れ、種芋を置く穴を作ります。
切り口を下にして種芋を植えたら、たっぷり水やりをしましょう。



この時点では土の量は少なめでOKです!
しばらくすると5〜6本ほど芽が出てきますが、10〜15cmに芽が伸びたら、元気な2本だけを残し、他は取り除きます。



この作業を「芽かき」といって、大きなジャガイモを育てるのに大切な作業です。
🌿 土寄せと追肥でしっかり育てる
芽かきのあとには、プランターの半分くらいまで培養土を追加し、じゃがいも専用肥料(カリウム多め)を混ぜて栄養を補います。
さらに花が咲くころには再度土を足して追肥しましょう。



じゃがいもが日光に当たって緑化するのを防ぐためでもあります。
株が倒れそうになったら、支柱を立てて支えると安定します。
🔍 収穫のタイミングと病害虫対策
葉が黄色くなって枯れてきたら、いよいよ収穫のサイン!
株元を引き抜いて、土の中から芋を掘り出しましょう。



この瞬間が一番ワクワクしますね。
病害虫は少なめですが、葉が茂るとアブラムシやテントウムシダマシがやってくることもあります。
見つけたら早めに手で取り除くか、防虫スプレーで対応すると安心です。
ジャガイモはポイントを押さえればプランターでもしっかり収穫できる頼れる野菜です。
春のプランター菜園デビューに、ぜひチャレンジしてみてください!
春に植えるおすすめ野菜⑤:モロヘイヤ


モロヘイヤは、カルシウムやビタミンがたっぷりで、健康野菜として人気です。
特に美肌や免疫力アップに効果的とされ、食卓にもよく使われる葉もの野菜です。



プランターでも意外と簡単に育てられるので、初心者にもおすすめですよ♪
🗓 植え付け時期とプランターの準備
モロヘイヤは、春に植える野菜で、気温が安定してくる5月中旬〜6月が植え付けの適期です。



寒さに弱いので、しっかり暖かくなってから始めましょう。
用意するのは深さ30cm以上のプランター(ポット)。
根がしっかりと張るので、深さのある容器を選ぶことが大切です。
土は、市販の野菜用培養土でOK。
肥料入りで、栽培がスムーズに始められます。
🌱 苗選びと植え付けのコツ
ホームセンターなどで売られているモロヘイヤのポット苗を使うと、失敗が少なく安心です。
選ぶときは、葉に虫食いがなく、茎がしっかりとした元気な苗を選びましょう。
ポットから苗をそっと取り出し、プランターに植えたら、たっぷりと水やりをします。



その後の水やりは、土の表面が乾いたら適宜行うのが基本です。
✨ 成長に合わせた肥料の与え方
植え付けから2週間後に、1株あたり約10gの化成肥料を施します。
その後も、1か月に1回のペースで追肥(同じく10g)を忘れずに。
モロヘイヤは栄養をよく吸う野菜なので、肥料が足りないと生育が悪くなるので注意してください。



長く効く緩効性肥料なら、手間もいらずおすすめですよ↓
✂️ 摘心と収穫のタイミング
草丈が30cm前後になったら、茎の先端部分を切って「摘心(てきしん)」します。



横からわき芽がどんどん出てきて、収穫量が増えるんです!
その後は、伸びてきたわき芽をこまめに収穫しましょう。
柔らかい葉を選んで摘み取ると、サラダやスープ、炒め物などで美味しくいただけますよ♪
☠️ 注意!花が咲いたら収穫は終了
モロヘイヤは、長く収穫できるのが魅力ですが、ひとつだけ注意点があります。
それは、「花とさやには毒がある」ということ。
もし花が咲き始めたら、その株の収穫はストップしてください。
安全のためにも、こまめに収穫し、花を咲かせないように育てるのが大切です。
🐛 害虫対策も忘れずに!
モロヘイヤは比較的強い野菜ですが、ハダニなどの害虫がつくことがあります。
風通しを良くするだけでも予防になりますが、「粘着くん液剤」などの環境にやさしい殺虫剤を使うのもおすすめ。
この薬剤は、収穫前日まで何度でも使用可能なので、家庭菜園でも安心して使えます♪
モロヘイヤは、栄養価が高く、育て方もシンプルで、家庭菜園にぴったりな野菜です。
こまめな収穫と管理で、長く楽しめるのも魅力です。
ぜひ、ベランダや庭先でモロヘイヤ栽培に挑戦してみてくださいね!
春に植える野菜で初心者がやりがちな失敗と対策


春に植える野菜で初心者がやりがちな失敗と、その対策をわかりやすくご紹介します。
初めてでも失敗を防いで、楽しい収穫を目指しましょう。
水をあげすぎて根腐れする
野菜は水が必要ですが、あげすぎると根が腐ってしまうこともあります。
特にプランターは排水性が限られているため、水のあげすぎに注意してください。



土の表面が乾いてから水やりをするのが基本です。
肥料のあげすぎ・あげなさすぎ
肥料は「多すぎても少なすぎてもNG」です。



多すぎると根傷みや虫が発生しやすく、逆に少ないと元気がなくなります。
プランター栽培では、肥料が入った培養土を使い、野菜の生育状況に合わせて追肥をしましょう。
害虫対策を忘れていた!
春は虫たちも活発になる季節です。
アブラムシやコバエなどがつく前に、防虫ネットを使ったり、農薬散布で予防を心がけると安心です。



見つけたら早めに手で取り除くのも効果的です。
日当たりが足りなかった
野菜の栽培には、多くは日光が必要です。
プランター栽培の場合は、日の当たる場所に移動して栽培しましょう。
野菜が大きくなったら、プランターを離して株元に日光が当たるように移動するといいですよ。
植える時期が遅すぎた・早すぎた
種まきや植え付けの時期を間違えると、発芽しなかったり、育ちが悪くなったりします。
必ず種や苗に書いてある「植え時」を確認しましょう。
春に植える野菜のおすすめ5選と育て方のまとめ


今回は、春に植える野菜で、おすすめな5つの野菜を紹介しました。
特にプランターを使った野菜作りは、ベランダや小さなスペースでも楽しむことができます。
今回ご紹介した「リーフレタス」「葉ネギ」「ラディッシュ」「じゃがいも」「モロヘイヤ」は、初心者でも育てやすく収穫までの達成感を味わいやすい野菜です。
また、水やりや肥料、日当たりといった基本的なお世話をするだけで、比較的失敗も少なく収穫できます。



病気や虫の被害から野菜を守るのため、毎日の観察と対策は必要ですよ。
野菜を育てることは、ただ食材を得るだけでなく、「育てる楽しさ」「収穫の喜び」「食べる満足感」をすべて味わえる、心豊かな体験ができます。
ぜひ、小さなプランター菜園をはじめてみてはいかがでしょうか?
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