土に混ぜる殺虫剤でおすすめなのは?野菜や観葉植物のほかコバエ対策も紹介!

皆さんは、家庭菜園でこんな悔しい思いやお悩みはありませんか?
- 朝、野菜の苗が折れて倒れていた…
- せっかく育てた野菜や観葉植物が、虫に食べられた…
- 観葉植物にコバエがわいてうっとうしい!
特に土の中にもぐる害虫は見えにくく、知らないうちに植物の根や茎をかじって枯らします。

観葉植物にコバエがわいて室内へ入ってくるのもイヤですよね!
そんな時に頼りになるのが「土に混ぜる殺虫剤」です。
でも、種類がいっぱいあって何を選べばいいのかわかりません!
そこで今回は、土にまくだけで害虫やいやなコバエを退治してくれるおすすめの殺虫剤を紹介します。
まず結論から言うと、土に混ぜるおすすめの殺虫剤とコバエ対策用の粘着剤は次の4つです。
商品名 | 特徴 |
オルトラン 粒剤 (Amazon) | 植物全体を虫から守る 幅広い作物に使えて 効果が長持ち。 |
ダイアジノン 粒剤5 (Amazon) | 即効性がある殺虫剤 土の中のネキリムシ やコガネムシ幼虫 対策におすすめ |
ベニカX ガード粒剤 (Amazon) | アブラムシなどの 害虫や病気予防にも 長く効く殺虫殺菌剤 |
ボタナイス (Amazon) | コバエ対策の定番! 土に刺す粘着剤 で安心・便利 |
いずれの殺虫剤も土にまくだけで害虫を退治してくれ、ベニカXガード粒剤は病気予防の効果まである頼もしい薬剤です。



コバエ対策には、土に刺すだけの粘着剤「ボタナイス」がおすすめです!
この記事では
について、紹介します!
殺虫剤を土に混ぜるときの注意点も紹介しますので、害虫に悩まされている方は、ぜひお試しください。



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土に混ぜる殺虫剤&コバエ対策のおすすめ4選!


土に混ぜる殺虫剤&コバエ対策のおすすめ4選をご紹介します。
土に混ぜるおすすめの殺虫剤①:オルトラン粒剤


画像引用:楽天市場
「オルトラン粒剤」は、家庭菜園ユーザーの間で圧倒的な人気を誇る定番の土に混ぜる殺虫剤です。



野菜や花、観葉植物に広く使えて便利ですよ!
オルトラン粒剤は、「アセフェート」を有効成分とする有機リン系の殺虫剤です。
オルトラン粒剤を土に混ぜることで、植物の根から吸収されて、植物全体に行き渡ります。
効果が期待できる害虫は、アブラムシやアオムシ、コナガなどで、長期間植物を守ることができます。



通常2~3週間、アブラムシには1か月間効果を発揮します!
使える作物と効果が期待できる害虫は次のとおりです。
オルトラン粒剤が使える主な作物と適用害虫
作物名 | 適用害虫名 |
キャベツ | アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、アブラムシ類、ネキリムシ類、アザミウマ類 |
トマト | アブラムシ類、オンシツコナジラミ、ネキリムシ |
きゅうり、 なす | アブラムシ類、アザミウマ類、オンシツコナジラミ、ネキリムシ類 |
ピーマン オクラ ごぼう れこん ばれいしょ なばな類 こまつな | アブラムシ類 |
はくさい | アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、アブラムシ類、ネキリムシ類 |
ブロッコリー | ヨトウムシ、アザミウマ類、ネキリムシ類、アオムシ |
だいこん | アオムシ、コナガ、アブラムシ類 |
かぶ | アブラムシ類、ネキリムシ類 |
えだまめ | ハスモンヨトウ |
花き類、観葉 植物(きく、 宿根スターチ ス、カーネー ション、アリ ウム、たであ いを除く) | アザミウマ類、アブラムシ類、ヨトウムシ類 |
宿根 スターチス | アブラムシ類、アザミウマ類、コガネムシ類幼虫、ヨトウムシ類 |
カーネー ション | アブラムシ類、アザミウマ類、コナガ、ヨトウムシ類 |
アリウム | アブラムシ類、アザミウマ類、ネギコガ、ヨトウムシ類 |
きく | アブラムシ類、アザミウマ類、ネキリムシ類、ハモグリバエ類、ヨトウムシ類 |
つつじ類 | ツツジグンバイ、ケムシ類 |



バラで使いたい人には、より適用害虫が多い「オルトランDX粒剤」がおすすめですよ。
土に混ぜるおすすめの殺虫剤②:ダイアジノン粒剤5


画像引用:楽天市場
ダイアジノン粒剤5は、使える作物が多いことから畑の常備薬として長年愛されてきた実力派の土壌用殺虫剤です。
特にネキリムシやタネバエ、コガネムシなど、「土の中で根を食い荒らす害虫」に対して即効性のある薬剤です。
主成分は「ダイアジノン」という有機リン系の薬剤で、土にまくことでしっかりとした殺虫効果を発揮するのが特長です。
特にダイアジノン粒剤5は、トマトやきゅうり、キャベツなど、畑で育てる野菜によく使われています。



野菜を中心に60種類以上の作物に使えます!
ダイアジノン粒剤5が使える作物と適用害虫
作物名 | 適用害虫名 |
にんじん ごぼう にら オクラ ヤングコーン | ネキリムシ類 |
たまねぎ | ケラ、コオロギ、タマネギバエ、タネバエ、コガネムシ類幼虫 |
だいこん | ケラ、コガネムシ類幼虫、ネキリムシ類、タネバエ、キスジノミハムシ、ヒメダイコンバエ |
かぶ | ネキリムシ類、キスジノミハムシ |
かんしょ (さつまいも) トマト ミニトマト かぼちゃ すいか メロン なす ピーマン とうがらし類 カリフラワー ブロッコリー はくさい レタス | ケラ、ネキリムシ類、コガネムシ類幼虫 |
ばれいしょ (じゃがいも) | ケラ、ネキリムシ類 |
ねぎ いちご ブルーベリー | コガネムシ類幼虫 |
きゅうり キャベツ | ケラ、コガネムシ類幼虫、ネキリムシ類、タネバエ |
ほうれんそう | タネバエ、ヒメクロユスリカ |
こまつな | ケラ、キスジノミハムシ、ネキリムシ類 |
だいず えだまめ | カメムシ類、シロイチモジマダラメイガ、マメシンクイガ、ダイズサヤタマバエ、コガネムシ類幼虫、タネバエ、フタスジヒメハムシ、ネキリムシ類 |
さやえんどう 実えんどう | コガネムシ類幼虫、タネバエ |
ゆり | クロバネキノコバエ類 |
芝 | コガネムシ類幼虫、シバオサゾウムシ幼虫、シバツトガ、スジキリヨトウ |
また、1回の使用でおよそ7~10日間ほど害虫を予防することが可能です。
土に混ぜるおすすめの殺虫剤③:ベニカXガード粒剤


画像引用:楽天市場
「ベニカXガード粒剤」は、土に混ぜるだけで害虫と病気の両方に効果を発揮する殺虫殺菌剤です。
この薬剤は、植物の「元気を保つ」ことにも注目して設計された土にまく薬剤です。
害虫に対しては、主にアブラムシやアオムシ、コガネムシ幼虫などに効果を発揮!
家庭菜園で育てるトマトやピーマン、ナスなどで、土に混ぜて使用されています。
薬剤の成分は、ネオニコチノイド系の「クロチアニジン」で、土に撒くと植物の根から吸収されて長期間効果を発揮してくれます。。



アブラムシに対する防除効果は約1か月ほどです。
さらにベニカXガード粒剤を土にまくと、うどんこ病や灰色かび病を予防する効果もあります。
使用できる植物の種類も豊富で、野菜類はもちろん、花や観葉植物にも使えます。
ベニカXガード粒剤が使える主な作物と適用病害虫
作物 | 効果のある 害虫 | 効果のある 病気 |
トマト ミニトマト | アブラムシ類 コナジラミ類 | |
きゅうり なす いちご | アブラムシ類 | うどんこ病 |
キャベツ | アブラムシ類 アオムシ | |
はくさい | アブラムシ類 ハイマダラノメイガ | |
ブロッコリー だいこん ばれいしょ ピーマン | アブラムシ類 | |
花き類・観葉 植物(ばら・ ガーベラを除 く) | アブラムシ類 | 灰色かび病 |
ばら | アブラムシ類 コガネムシ類幼虫 | うどんこ病 黒星病 灰色かび病 |
ガーベラ | アブラムシ類 ハモグリバエ類 | 灰色かび病 |
粒剤でまきやすく、病気の予防効果もあるので、プランター栽培や家庭菜園で人気の薬剤です。
コバエ対策の粘着剤:ボタナイス


画像引用:楽天市場
「BotaNice 粘着剤タイプ」は、鉢の土に刺すだけで使えるコバエ対策用の粘着剤です。
みどり色のプレートがキノコバエやチョウバエを引き寄せて、薬剤を使わずにしっかりキャッチしてくれるので、室内でも安心。



観葉植物や鉢植えなど、殺虫剤を使いたくない場所にぴったりです。
使い方は簡単で、開封後そのまま土に差し込むだけ。
目立ちにくい葉っぱの形のデザインで、インテリアの雰囲気を邪魔しません。



取っ手付きで手が汚れないのもいいですよ!
コバエの飛び回りに悩んでいる方におすすめの、手軽で安心して使える虫対策グッズです!
土にまく殺虫剤の特徴やメリット・デメリット


はじめに、土にまく(混ぜる)殺虫剤の特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。
土にまく殺虫剤の特徴
殺虫剤には、大きく分けると次の3つの種類があります
- 粒剤:つぶ状で、土にまく(混ぜる)タイプの殺虫剤
- 粉剤:こな状で土にまいたり、直接植物に散布する殺虫剤
- 水和剤・液剤:こな状または液体で水に溶かして散布する殺虫剤
この中で土にまく(混ぜる)殺虫剤の大半は「粒剤(りゅうざい)」です。
粒剤は、そのまま「パラパラ」と土壌にまいたり、土に混ぜるだけなので、とても簡単に虫を退治することができます。
また殺虫剤には、「接触剤」「食毒剤」「浸透移行性剤」「忌避剤」があって、粒剤は浸透移行性の殺虫剤になります。
これは、植物の根から薬剤の成分が吸収され、葉や茎に移動していくため、茎や葉に現れる害虫にも効くという優れもの。
なので、根を食べるコガネムシの幼虫やネキリムシなど、土の中で活動する虫だけでなく、アブラムシなどの葉裏に隠れた害虫にも効果を発揮します。
ただし、効果が出るまで時間がかかるので、虫が発生する前に予防的に散布することが必要です。



粉剤やスプレータイプの薬剤に比べて効果が長続きする点も魅力の一つです。
さらに、粒剤タイプは風に飛ばされにくく、まいた場所にしっかりととどまるため、初心者でも扱いやすいというメリットがあります。
このように、「土にまく(混ぜる)殺虫剤」は、家庭菜園やガーデニングでの虫対策に非常に適しており、植物を守りながら安心して育てることができます。
土にまく殺虫剤のメリット
「土にまく(混ぜる)タイプ」の殺虫剤は、他のタイプの薬剤に比べ、次のようなメリットがあります。
- 散布が簡単で確実
- 殺虫剤の効果が長く続く
- 雨に強い
散布が簡単で確実
1つ目のメリットは、散布が簡単で確実だということです。
水和剤のように水に溶いてまく必要がなく、そのまま「パラパラ」と土壌にまいて混ぜるだけ。
思いついたら手軽に防除ができるので、家庭菜園やガーデニングにピッタリの殺虫剤です。
また、散布した殺虫剤は根から吸収されて植物全体に行きわたるので、散布ムラの心配がないのもメリット。
アブラムシなどの葉裏に隠れている害虫にもしっかりと効いてくれるので、安心ですね。
殺虫剤の効果が長く続く
粒剤は、植物の根から成分を吸収して内部から害虫を防ぐ殺虫剤で、他の薬剤に比べて効果が長いのもメリットの一つです。
薬剤を土にまくと、成分がゆっくりと溶け出し、長期間にわたって害虫の被害を防いでくれます。
製品によっては、1回の散布で1〜2か月ほど効果が続くものもあり、何度も散布する必要がありません。



オルトラン粒剤ではアブラムシに対して1か月間効果を発揮します。
雨に強い
3つ目のメリットは、液剤や粉剤に比べて風や雨で流れにくいこと。
粒剤は重みがあるため、まいた場所にしっかりと留まり、散布後にすぐ雨が降っても効果が落ちにくいという利点があります。



土が乾燥しているときは、粒剤を散布した後に水をまくと効果的ですよ!
このように、土に混ぜるタイプの殺虫剤は、「手軽・効果が長い・風雨にも強い」と三拍子そろった使いやすさが魅力です。
家庭菜園やガーデニング初心者にもおすすめの殺虫剤です。
土に混ぜる殺虫剤のデメリット
土に混ぜるタイプの殺虫剤は手軽で効果も長続きしますが、次のようなデメリットもあります。
- 効果に時間がかかる
- 過剰な散布の可能性
- 環境への影響
効果に時間がかかる
まず一つ目は、効果が出るまでに時間がかかるところです。
葉に直接スプレーするタイプと違い、根から吸収されて植物体内へ行きわたってから効果を発揮するため、即効性には欠けます。



虫が出てくる前の散布が必要です。
過剰な散布になる可能性
2つ目は、過剰な殺虫剤を散布する可能性があるということ。
虫が出てくる前に予防的に散布するので、被害が出ない(虫がいない)ときは、必要がない殺虫剤をまくことになります。
環境への影響
雨や水やりによって成分が流れ出る可能性もあります。
環境への影響もゼロではないため、使い方を誤ると、土壌のバランスを崩してしまうこともあります。
そのため、使用前にはラベルをよく読んで、散布する作物や時期・使用量を守って使うことが大切です。
↓いますぐおすすめの殺虫剤を使いたい方はこちら↓
土に撒く殺虫剤の上手な使い方


土に混ぜる殺虫剤の上手な使い方について、説明いたします。
殺虫剤を使う前の準備
まずはじめに、土に混ぜる殺虫剤を使う前の準備からご説明します。
- 作業場所の確保
- ゴム手袋の準備
- 散布量の確認
作業場所の確保
はじめに、作業場所の確保が必要です。
風の強い日や、密閉された室内で作業するのは避け、風通しの良い屋外やベランダなどで作業しましょう。
前もって地面に新聞紙やブルーシートを敷いておくと、土が散らかるのを防げて後片付けも楽になります。
ゴム手袋の準備
必ずゴム手袋を準備して、安全に作業できる体制を整えておきましょう。
たとえ家庭用の安全な粒剤の殺虫剤でも、素手で触るのは避けた方が安心です。



広めの畑や花壇などでは長袖・長ズボン、マスクなどを着用して使用しましょう。
事前準備がしっかりしていれば、失敗も減り、安心して植物を元気に育てられます。
散布量の確認
土に混ぜる殺虫剤の量は、あらかじめ決められた適量を散布することが必要です。
殺虫剤の袋やラベルには、使用量の目安が必ず記載されており、多くの場合「○g/1㎡」や「○g/1株」などと書かれています。



「1kg/10a」と書かれているときは、「1g/1㎡」と読み替えてください。
効果を高めようと多めに入れてしまうと、植物にダメージを与えたり、薬害の原因になることもあるので注意しましょう。
逆に散布量が少ないと、効果が期待できませんので、必ずラベルに書かれた量をしっかり守ることが大切です。



計量スプーン(薬剤専用にします)を使えば、手をよごさずにきちんと測れるので便利ですよ。
土に混ぜる殺虫剤の使い方
土に混ぜる殺虫剤の使い方について、薬剤のラベルに記載されている次の3つの使用方法をご紹介します。
- 株元処理(かぶもとしょり)
- 植穴処理(うえあなしょり)
- 土壌混和(どじょうこんわ)
株元処理
株元処理は、植えてある植物の根元(株元)に粒剤を直接まく方法です。
野菜や観葉植物の成長が進んできた株にも使えるので、春先に虫が発生し出す前に、栽培途中に散布して害虫を予防することができます。
やり方は、植物の茎や葉にかからないよう注意しながら、株の根元に粒剤をまき、その上から軽く土をかけ、じょうろで水を与えてなじませます。
こうすることで、粒剤が土に浸透し、根から吸収されて効果を発揮します。



プランターや鉢植えにも対応しやすく、まく量も少量で済むため経済的です。
ただし、散布できる回数に制限があるので、使用前には農薬の容器に付いているラベルを確認したうえで散布してください。
植穴処理
植穴処理は、苗を植えるときに掘った穴の中に、粒剤をあらかじめ入れておくやり方です。
この方法は、植物の根が伸びる周囲に直接薬剤を効かせることができるため、根にダメージを与える害虫への対策にとても効果的です。



コガネムシの幼虫やネキリムシなど、土の中に潜む虫を防ぎたい場合にぴったりの方法です。
使用方法はとても簡単で、植え穴を掘ったら、粒剤を指定された量だけまき、その上に少し土をかぶせてから苗を植えるだけ。
ただし、粒剤が直接根に触れると、植物に負担をかけてしまう恐れがあるため、必ず土をワンクッション入れておくのがポイントです。
一度処理することで長期間効果が続く粒剤も多いので、初期の害虫被害を防ぐには最適な方法といえるでしょう。
土壌混和
土壌混和とは、苗を植える前に、あらかじめ粒剤を畑全体の土に均一に混ぜ込んでおく方法で、土中に広がる害虫全般に対して予防的に効果を発揮します。
特に畑や広めの花壇・家庭菜園で野菜を育てる場合に効果的です。
使い方は、まず殺虫剤を規定量土の表面にまき、レーキやスコップなどで土と軽く混ぜ合わせます。
混ぜムラが出ると一部の場所に薬剤が集中し、虫が防げないばかりか、植物に悪影響が出ることもあるので、均一に散布してください。
土壌混和は、全体に薬剤が行き渡ることで、土の中から発生するコガネムシの幼虫やヨトウムシなどを広範囲に予防できます。



土壌混和した後、水をまいておくと効果的です。
初めて栽培する場所や連作が続いている畑では、最初に行っておくと安心な処理方法です。
↓いますぐおすすめの殺虫剤を使いたい方はこちら↓
土に混ぜる殺虫剤を使うときの注意点


土に混ぜる殺虫剤を使うときの注意点を3つ紹介します。
土に混ぜる殺虫剤を使用する前の注意点
土に混ぜる殺虫剤に限らず、農薬を散布する際は、必ずラベルに書かれた内容を確認しましょう。
- 登録番号
- 使用できる作物
- 使用できる量(濃度)
- 使用できる時期
- 使用できる回数
- 使用方法
使用できる農薬(殺虫剤)は、ラベルまたは容器に登録番号(農林水産省登録第〇〇〇〇〇〇号)が入った農薬だけです。
登録番号がない農薬や使用方法を間違って散布した場合は、農薬取締法(のうやくとりしまりほう)違反で処罰されることがありますので、ご注意ください。



個人の場合の罰則は、3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金です。
土に混ぜる殺虫剤を使用しているときの注意点
土に混ぜる殺虫剤を使用しているときは、ドリフト(飛散防止)に注意してください。
特に市民農園などで風が強い時期に農薬を散布すると、となりの畑にもかかってしまうことがあります。



水路や河川に流れないように注意して散布しましょう。
土に混ぜる殺虫剤を使用した後の注意点
土に混ぜる殺虫剤を使用した後は、手洗い、顔などを石鹸でよく洗い、洗顔、うがいをして衣服を着替えましょう。
残った殺虫剤は、封をして直射日光を避けて、小児の手の届かない涼しいところで保管してください。



食器や飲食物、ペットのエサなどのそばに置くのはNGです!
↓いますぐおすすめの殺虫剤を使いたい方はこちら↓
土に混ぜる殺虫剤&コバエ対策のおすすめ4選のまとめ


家庭菜園やガーデニングで役立つ、土に混ぜて使うおすすめの殺虫剤として、
- オルトラン粒剤
- ダイアジノン粒剤5
- ベニカXガード粒剤
- ボタナイス(コバエ対策)
の4つをご紹介しました。
これらの殺虫剤は、土にまくか土に刺すだけでOKな手軽さが魅力。
野菜や花はもちろん、観葉植物にも使えて、根っこや葉っぱをねらう虫からしっかり守ってくれます。
土にまく殺虫剤は、植物の根から吸収されて、体全体に薬の成分がいきわたる“浸透移行性”のタイプです。
土の中に潜む虫だけでなく、アブラムシのように葉の裏にかくれている虫にもバッチリ効きます。
ポイントは、「植え付け前や、虫が出る前に使うこと」。
虫が出てからでは効きにくいので、早めの予防が効果的です。
とても便利な殺虫剤ですが、使用前には必ずパッケージのラベルを読み、使う量や時期を守ることが大切です。
安全に、そしてしっかり効果を出すために、正しい使い方を心がけましょう。
殺虫剤はホームセンターや農協でも買えますが、ネットショップを利用すれば安くて家まで届けてくれるので便利で楽ですよ!
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↓土に刺すコバエ対策用の粘着剤はこちら↓